仲間の輪が広がる! 横浜はさまざまな角度で楽しめるスポーツの街

横浜は「『スポーツ環境』都市ランキング」(22年・野村総合研究所調べ)で総合第1位に輝くほどスポーツの街だということをご存じですか?

野球、サッカー、バスケットボールやラグビー、アイスホッケーなど、横浜をホームタウンとする7競技13のトップチームがあり、ハマっ子たちに愛されています。さまざまなグラウンドや体育館、競技場やプールなどがあり、競技大会も盛ん。

そんなスポーツの街だからこそ、観るだけでなくスポーツを体験できるイベントも満載です。その中から気軽に参加できる取り組みを3つご紹介します。 


1)ハマスタのグラウンドでナイスキャッチ!「DREAM GATE CATCHBALL」

朝7時、幅広い世代が集まり小気味よいキャッチボールの音が響く横浜スタジアム(通称:ハマスタ)。ここはプロ野球・横浜DeNAベイスターズの本拠地。ホームでナイター公式戦を行う日の朝7時~8時30分に「DREAM GATE CATCHBALL(ドリーム・ゲート・キャッチボール)」と題し、スタジアムのグラウンドがキャッチボール会場として無料開放されています。

豪快なフォームの大学生、初心者と思しきカップル、ベイスターズのユニフォームに身を包んだキッズ…朝の光を浴びながら、参加者たちは気持ちよさそうに体を動かしています。「プロと同じ場所に立ててうれしい!」「思い切りキャッチボールできる貴重な機会」と好評です。

ある日にはバッティング企画「柵越えチャレンジ!」も開催され、かつて球団でプロ野球選手として活躍した牛田成樹さんが参加者にバッティングフォームをレクチャーしたり、声を出したりして会場を盛り上げる姿が。柵越えが飛び出すと参加者たちは拍手喝さいです。

現在スクール事業部スクールグループに所属し地域振興やベイスターズのスクールを担当する牛田さんは、通常ならプロ選手しかできない体験をスタジアムでしてほしいと語ります。
「ベースランニング、リレー対決など、構想はたくさんあります(笑)。運動する機会が減っている方もいると思うので、横浜スタジアムを、体を動かすきっかけや、友人や家族とのコミュニケーション作りに利用していただけると嬉しいですね」

終了時間には汗を拭きながらスタジアムを後にする人たち。ハマスタは通勤通学にも便利な関内駅の目の前にあるので朝活にもぴったりです。 


2)気軽に参加できる1日サッカー教室「ふれあいサッカープロジェクト」

横浜F・マリノス「ふれあいサッカープロジェクト」には、世代ごとのクラスがあり、1回ずつ参加できるサッカープログラムがあります。そのうちのひとつ「Womanサッカー」は18歳以上の女性を対象に、ウォーミングアップ、トレーニング、ゲームを中心に行う90分のサッカー教室。サッカー経験者も未経験者も一緒になってフィールドを走り回ります。

「プレーがうまくいってもいかなくても、“楽しむ“ことをいちばん大切にしています」と、コーチの斎藤幸宏さん。一人ひとり名前で呼びかけてほめたりアドバイスをし、参加者たちは笑顔でいっぱいです。サッカーは①観る、②プレーする、③語るの3つが体験できるのが魅力だと斎藤さん。リピーターも多く、好きな横浜F・マリノスの選手のポジションについて楽しむ人もいるそうです。

ほかに18歳以上の男女を対象にした「エンジョイフットボール」もあり、個人で1回だけでも参加できるので、定期的に通うスクールと違って自分の都合の良い時に参加しやすいのも利点です。“サッカーやスポーツを楽しめる同じ趣味の仲間が欲しい!”そんな人にとっては交友関係が広がる新たな出会いの場にもなりそうです。 

3)身近で気軽に観戦できる「パブリックビューイング」

パブリックビューイングも、市内各所で開催されています。屋外、屋内さまざまな場所で開かれ無料で観戦できるものも多く、気軽に参加できるのが魅力です。何気ない日常の中で現地の盛り上がりを体感し、その場にいる観戦者たちと感動を共有できます。

国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に所属する横浜ビー・コルセアーズでも、これまでホームの都筑区を中心にリーグ戦や天皇杯のセミファイナルなどで開催してきました。地元が大好きなハマっ子たちは、地元チームの応援にもお揃いの応援グッズを手に盛り上がります。

©️B-CORSAIRS

「センター南駅のすきっぷ広場で開催した時は、雨天にもかかわらず100人以上の方が傘を差しながら応援してくださいました」と、法人営業部の髙野拓哉さん。多くの人の目に触れる屋外での開催は、普段スポーツに接する機会がない人にとっても、その熱を感じるチャンスです。

「選手やチームのチアリーダーズ『B-ROSE』が地域のイベントに参加することも多いんですよ」と、マーケティング部の原 和哉さん。チームは地元を大切にして活動。都会らしさもありつつ緑の豊かな横浜市は所属する外国籍選手にも住みやすいと好評なのだそうです。

また、種目の垣根を超えたチームのつながりも強く、横浜F・マリノスのホームゲームに、横浜DeNAベイスターズと横浜ビー・コルセアーズのマスコットキャラクターやチアリーダーズらが応援に駆け付け、会場を盛り上げたことも。ほかのスポーツのユニフォームを着てバスケットボールの応援に来る人も多く、ファンもつながっています。

スポーツによってシーズンが異なるため、トップチームが多い横浜では一年を通してさまざまな競技が楽しめます。また横浜マラソンをはじめ、海の公園でビーチバレーなどのビーチスポーツが体験できる夏の「YOKOHAMAビーチスポーツフェスタ」、市内全域の身近なスポーツ施設などでさまざまな体験ができる秋の「横浜元気!!スポーツ・レクリエーションフェスティバル」など、参加型のイベントも盛りだくさん。横浜はスポーツに触れる機会がたくさんある街なのです。

■横浜DeNAベイスターズ「DREAM GATE CATCHBALL」
参加費:無料
https://www.baystars.co.jp/catchball/

■横浜F・マリノス「ふれあいサッカープロジェクト」
参加費:Womanサッカー、エンジョイフットボールともに1回1500円(会場などにより異なる、会員割引あり)
https://www.f-marinos.com/club/hometown/rapport/sports

■横浜ビー・コルセアーズ
パブリックビューイングは不定期開催。ホームページなどで告知。
https://b-corsairs.com/

※料金は2023年6月28日時点のものです。最新情報は各所のHPをご参照ください。

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